国立西洋美術館名画の見かた

現役のキュレーターが所蔵品を中心に名画鑑賞法を伝授。ジャンルごとに解説するのは意外と目新しい。物語画をトップとするヒエラルキーは時代とともに解消していく。カラーの図録も豊富で極めて分かりやすい内容。後半は楽屋ネタのギャラリートークだがここも情報に富む。愛好家にはうれしい一冊。早く実地で復習してみたい。

-十字架の下の髑髏はアダムのもの。原罪と贖罪の象徴。

-セザンヌの絵画は角度を変えて観るべし。多視点の構成。

 

 

国立西洋美術館 名画の見かた

国立西洋美術館 名画の見かた