著者による軍事戦略論。水爆の登場により核兵器はその有用性を下げ、大規模戦争はおこりにくくなった。冷戦後はポストヒロイックにより犠牲を最小にすることが重んじられ、小規模作戦にも大きなコストがかかるようになる。推奨は特殊部隊による奇襲攻撃。イスラエルやフィンランドが手本。後に行くほど出典の論文は古くなる構成。前半の方が刺激的。
- 作者: エドワードルトワック,Edward N. Luttwak,奥山真司
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/09/20
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (3件) を見る