2019-08-22 真実の終わり 書評 社会 警告の書である。ポストモダニズムとITの発展により、客観的な事実報道が伝わらない時代になっている。これを利用しているのがトランプ政権とプーチン。巧みな情報操作はナチスやスターリンを思い起こさせる。対策は各個人が耳障りの良い情報だけでなか、幅広い視野を持つしかない。翻訳かつ硬い内容で難解な部分も多いが、作者の言わんとするところは十分理解できた。 真実の終わり 作者: ミチコ・カクタニ,岡崎玲子 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2019/06/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る