不動の魂

日本代表のFBである著者の自叙伝。生い立ちから2015年のワールドカップの直前まで。佐賀工業、早稲田、ヤマハといわばエリート街道だが、本人の中ではレベルが上がるたびに必死でくらいついていったとのこと。幼少期は一つ年上の兄の存在が大きい。グランドではポーカーフェイスを通すのは、相手にスキを見せないため。ヤマハではチーム縮小の修羅場も経験する。編集者の助けを借りた共著の形。ラクビー界の内実にも踏み込んだ中身は期待以上。

不動の魂  桜の15番 ラグビーと歩む

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