BCGのコンサルである著者が、現在の先端企業の教育動向において、タイトルどおりの傾向の根底にある問題を解析する。論理を中心とするサイエンス的な経営手法はコモディティ化により行き詰まり、よりアート的な判断がトップには要求される。美術愛好家の私としては心地よい内容だが、日本の現況は程遠い。意識はしておきたい。内容に富んだ好著。
- 経営者の仕事は徹底したコミュニケーションしか無い。
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)
- 作者: 山口周
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/07/19
- メディア: 新書
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