現在の日本と世界の経済を平易に分析解説。経済学者らいい解析だが数式は一切用いず、大局的な考え方を伝授する。圧倒的な数字とデータの定時で戦後の日本経済の歩みがよくわかる。現在は不安定な低成長。最後は日本の製造業はピザ式の海外移転に成功しており、中央部に複雑性のあるトッピングを残している。サービス業はおもてなしでこれから発展。高齢化社会をむしろチャンスにすべしとポジティブ。失われた20年の心理的影響が懸念材料。
- 失われた20年で、本当に失ったのはマクロ経済のマネジメント
- 銀行が健全であったなら、日産の買収はなかった。
- 新しい産業が付け加わるアドオン型の産業構造変化
- 生産性上昇のしやすい製造業は比重が下がっていく。
- 作者: 伊丹敬之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2017/01/13
- メディア: 単行本
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