罪の声

グリコ森永事件を題材にしたフィクション。録音テープの声から家族が犯人でないかと悩む青年と、特集で取材に駆り出された記者が過去の真実に迫る。犯人グループ像を特定し、仲間割れまで描き出して終わる。もちろん創作なのだが、ひょっとして一部は事実に近いにではと思わせるほどの迫真力。さすがの力量。私がまだ院生のころの事件だが、結構覚えている。

罪の声

罪の声