2016-10-22 帰郷 書評 短編集。終戦直後の日本を舞台に過酷な運命に翻弄された帰還兵たちの姿を描く。多少の救いは用意されるものの、いずれも戦争の悲惨さ、空しさを読者に思い起こさせる。重いテーマの中で文章の美しさは流石。期待通りの秀作である。帰郷作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/06/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る