2015-05-10 神坐す山の物語 書評 青梅の山奥、武蔵御嶽山を舞台にした連作集。神職とその一族に語り継がれる驚異談を昔語りの形にして綴る。明治から大正へ近代化の時代、まだまだ神が身近であった頃の物語。内容的には作者が得意とする人情話。安心して読める秀作。一度現地を訪ねてみたいものだ。神坐す山の物語作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2014/10/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る