センセーショナルなタイトルだが、著者が戦後の日本建築史と自らの経歴を語る。強調されるのは現代の建築家はプロマネだということ。設計事務所やゼネコンとコーディネートし施工中もよりよき解を求め続ける。新競技場については素材として木をふんだんに使い、周囲の環境とのマッチングを目指す。平易な語り口でその想いが理解しやすい内容。選定の経緯からいろいろ雑音はあるようだが、完成が待ち遠しい。
- 作者: 隈研吾,茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/05/20
- メディア: 単行本
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