赤毛のアンナ

タイトル通り赤毛のアンへのオマージュミステリー。孤児院で育ったヒロインは赤毛のアンにあこがれ、つらい境遇にもつねに明るく振る舞う。そんな彼女が2度目の恋人を刺してしまう。急を聞いた友人達がサポートに立ち上がり、過去にさかのぼり事実を調査。真実を明らかにしていく。底辺には孤児達に対する拭いがたい社会の偏見と経済的な格差がある。結構な長編だが連休で一気に読破。さすがの力量。

赤毛のアンナ (文芸書)

赤毛のアンナ (文芸書)