高校球児とそれを取り巻く人々のエピソード集。タイトルの通りほとんどが地方大会でのネタ。選手だけでなくマネージャーや家族の作も含まれる。多感な時期のトーナメントにはそれぞれドラマがあり、感動を誘う。忘れてはならないのは指導者やサポーターへの感謝の心。スポーツだけでなく教育を重視するのが高校野球の精神。それはおそらく大多数でいまも活きているのだろう。さわやかな読後感。
ここで負けてしまってごめんな --甲子園だけが高校野球ではない
- 作者: 岩崎夏海
- 出版社/メーカー: 廣済堂出版
- 発売日: 2016/06/02
- メディア: 単行本
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