タビオ創業者の自伝。中卒で大阪の問屋へ丁稚奉公。主家とのいざこざから20代で独立。奈良の地場産業を足場に製販のネットワークを一代で築きあげる。日本製の高品質を武器に安売りに対抗。いち早くIT化によりサプライチェーンを確立する。若い時から中国古典に精通し、経営の指標とする。おそらくすごい人たらし。奉公先の主人もなかなかの人物、その言葉には力がある。久々の当たり。極めて実践的な経営書。
- 頭、目、耳、鼻、口、手、足 人間の機能は使う順に並んでいる。
- 問題はその人が解決できるから起こる。
- 覇道より王道。善悪より正邪
- 運命共同体でなく理念共有体
- 作者: 越智直正
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/04/28
- メディア: 単行本
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