靴下バカ一代

タビオ創業者の自伝。中卒で大阪の問屋へ丁稚奉公。主家とのいざこざから20代で独立。奈良の地場産業を足場に製販のネットワークを一代で築きあげる。日本製の高品質を武器に安売りに対抗。いち早くIT化によりサプライチェーンを確立する。若い時から中国古典に精通し、経営の指標とする。おそらくすごい人たらし。奉公先の主人もなかなかの人物、その言葉には力がある。久々の当たり。極めて実践的な経営書。

  • 頭、目、耳、鼻、口、手、足 人間の機能は使う順に並んでいる。
  • 問題はその人が解決できるから起こる。
  • 覇道より王道。善悪より正邪
  • 運命共同体でなく理念共有体

靴下バカ一代 奇天烈経営者の人生訓

靴下バカ一代 奇天烈経営者の人生訓