典型的なアメリカ人が、恋人の愛する日本を一人で訪問する。IT機器はあえて持たず、2冊のガイドブックを頼りに各地を訪ねあるく。報告は手紙というアナログな旅。各地で様々な人間と巡り合いながら、自分の立ち位置を見つけていく。前半はたっぷり笑わせ、一気に引き込まれる。ラストで父との邂逅が描かれるが全体はやや中途半端な印象。面白い設定が勝ってしまったか。
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/10/21
- メディア: 単行本
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典型的なアメリカ人が、恋人の愛する日本を一人で訪問する。IT機器はあえて持たず、2冊のガイドブックを頼りに各地を訪ねあるく。報告は手紙というアナログな旅。各地で様々な人間と巡り合いながら、自分の立ち位置を見つけていく。前半はたっぷり笑わせ、一気に引き込まれる。ラストで父との邂逅が描かれるが全体はやや中途半端な印象。面白い設定が勝ってしまったか。