織田信長四三三年目の真実

続編。歴史捜査の範囲を拡げ信長の生涯を俯瞰する。戦国武将の戦略書であった韓非子の哲学から言えば、主従関係は実利に依るもの。用済みの部下達は処分の憂き目にあう。後世の常識や物語に書かれた武士観を否定。本能寺の変に関する自説を補強。既知の内容も多く前作に比べて衝撃はかなり少ない。