雨に泣いてる

大震災直後の全国紙が舞台。一匹狼の主人公は阪神での経験が買われて宮城班のキャップになる。壮絶な現地でも取材をもとに次々と署名記事を送る。現地で不明になった社主の孫娘である新人記者を探し当て、反発しあいながらも記事魂を発揮。後半は過去の殺人事件の真相を追う展開。フィクションとしてはひつようなのだが、読む側からは易きに流れた感じもあり残念。震災と人間。マスコミのあり方を問うことが主題。

雨に泣いてる

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