低欲望社会

著者の最新時評。現代の若者の内向き、下向き、後ろ向き思考を打破する方策を探る。アベノミクスは事実上崩壊。ハイパーインフレを予見する。長期的には教育改革。中期には自治体によるプロジェクト起業。複数エンジン化を提唱。連載だけにテーマはあちこち飛ぶが、それがスピード感を醸し出す。いつもながらデータに支えられ考えさせられる好著。

  • 起業は時価の3%配当を求められる。内部留保はそのため。
  • 農地は輸入できる。好例はオランダ。輸出国でありながら自給率は14%。

低欲望社会  「大志なき時代」の新・国富論

低欲望社会 「大志なき時代」の新・国富論