藤田田から原田泳幸と著名な経営者に恵まれながら、低迷を続ける日本マクドナルド。経営学による分析でその真因に迫る。BSEや中国原材料の問題はあるものの、結論は本来の強みであるQSC+Vをおざなりにし、短期の利益を追い求めた結果であるとする。一貫性のない価格政策とフランチャイズ化により、従業員のモラルは低下、顧客満足度も驚くほど低い。すでにビジネスモデルは時代遅れとなっており、画期的なイノベーションが再生には必要と手厳しい。
Q:品質 S:サービス C:クリーン V:ヴァリュー
- 作者: 小川孔輔
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2015/01/30
- メディア: 単行本
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