残りの人生で今日がいちばん若い日

アラフォー世代の恋愛小説。離婚歴のある編集者と長年の不倫を解消した書店員の恋愛。男性側は心身症の妻と小学生の娘を抱え、女性側はDVの父親のトラウマに悩む。書店での作家のサイン会を契機にお互い惹かれあうが、そこはなかなか進展しない。最後はやや強引に男性が、一泊の旅行に連れ出す。女性は25年ぶりに死期の近い父親を見舞う。ハッピーエンドが暗示される。タイトルがそのまま主題。前を向いて生きる男女への応援歌。新聞の書評から。まあBの中あたりか。