大震災直後の地方紙を追うノンフィクション。若い支局長たちは津波の取材で海岸へ向い、ある者は命を落とし、目の前で被害者を目撃した者は助けられなかったことでトラウマを追う。紙齢を繋ぐことに全力を傾け、全社を挙げて翌日独自紙面の発行にこぎつける。末端の販売店までその想いは同じ。日本社会の誇りでもある。やや中だるみはあるものの感動作。
記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞 (ノンフィクション単行本)
- 作者: 門田隆将
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/03/07
- メディア: 単行本
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