全編インタビューで構成。脚本、演劇、映画と絶好調の三谷氏の制作手法や哲学に迫る。基本的には理数系で職人肌。「新撰組」ではタイムフレームを決め、それぞれ個人の動きや感情をプロットして行ったとのこと。近年映画がヒットし絶好調ではあるが、新しい挑戦には監督自身にも常に不安も存在する。単純な笑いだけではなく何か訴えるものがあるところが、人気の秘密だろう。読む側としては知っている作品は内情に頷けるが、過去の知らない部分はやや苦しいのが本音。
- 作者: 三谷幸喜,松野大介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/11/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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