ジヴェルニーの食卓

連作。マティスドガセザンヌそしてモネの代表作をモチーフに画家の晩年の物語を紡ぐ。それぞれ画家の創作を支えた無名の人を語り部にする構成。モネの複雑な再婚を描いた表題作が出色の出来。史実に基づいたフィクションと歌う。前作が衝撃的だっただけにやや非力な感じはするが完成度は高い。

ジヴェルニーの食卓

ジヴェルニーの食卓