ぼくはお金を使わずに生きることにした

イギリスで社会運動家の青年が行った一年間お金を使わずに生活する社会実験の記録。自然採集や廃物利用で食料を確保。ネットを通じて材料や労力、それに情報をシェアすることで見事達成する。クリスマス休暇にはヒッチハイクアイルランドの実家へ帰るなど、実社会との折り合いもつけながらの生活。目的は大量消費主義および自然破壊への警告とそれに対する個人として実現可能な回答の実証。当初からマスコミに注目され、この本の印税も新生活コミュニティ用の土地の購入に充てるという。世界各地でこの種の運動が展開されていることは注目にすべきであり、また頼もしい。

ぼくはお金を使わずに生きることにした

ぼくはお金を使わずに生きることにした