サイゼリヤ革命

庶民の味方イタリアンチェーンのサイゼリヤを徹底分析。学生時代のアルバイトから起業し上場企業を築き上げた創業者の正垣氏に焦点をあてる。理系的な発想で店舗経営を徹底的に数値化。その目的は経営理念である「人のため、正しく仲良く」おいしい料理を安価に提供することが社会的使命。かなりのカリスマのようで社内外に信者が多い。満を持したファーストフード展開は失敗。著者は業界紙の記者。つなぎに取った一冊だが経営思想や手法は学ぶべき点が多く予想外に濃い中身で満足。

  • おいしさの定義は「毎日食べても飽きない味」
  • イタリアのトラットリアが目標
  • 供給メーカを育て、大きくしてから恩恵を享受
  • 経営とはつまるところ改善の継続
  • 大型SC内では従業員が基礎票になる。

サイゼリヤ革命―世界中どこにもない“本物”のレストランチェーン誕生秘話

サイゼリヤ革命―世界中どこにもない“本物”のレストランチェーン誕生秘話