短編集。主人公の年代は異なるが、それぞれの男女や家族の情景を軽妙なタッチで語る。作者の技量は相当なもの。それぞれにきわどい題材を取り上げているが、結末はわりと穏やかで読後感は悪くない。残念ながら全体に印象が薄い感じは否めない。
- 作者: 久保寺健彦
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/10/10
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
短編集。主人公の年代は異なるが、それぞれの男女や家族の情景を軽妙なタッチで語る。作者の技量は相当なもの。それぞれにきわどい題材を取り上げているが、結末はわりと穏やかで読後感は悪くない。残念ながら全体に印象が薄い感じは否めない。