25年の長きにわたり、サラリーマンと伝道者の2足のわらじを履いてきた著者の自叙伝。普通の企業人と変わらぬ悩みを吐露し、聖書を引用することで自分なりの解を示す。退職にあたっては疎外感をもつなど正直な告白はなかなかできないことだ。積水、交野教会と親近感もある。普段なら読まないであろう冒頭の福音書も読ませて頂いたのは思うところあって。
2005年に一度読んでいました。
- 作者: 小形真訓
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1999/12
- メディア: 文庫
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- 人には負うべき労苦がある。
- 一日の労苦は一日にて足れり。(ポジティブに)
- 人の目は上へ上へと向かうが、神の視線は下へ下へと降りてくる。神は一番低いところへ潜り込もうとする。