チア男子

大学一年の親友二人。柔道を断念したハルキと今は家族のために無き両親の想いを繋ぎたい一馬。彼らの呼びかけに応えた7人がやがて16人になり、全国大会に挑む。それぞれの個性を明確にしつつも16人の書き分けはさすがに難しいようで、練習ノートと最終演技を織り交ぜる構成でなんとか凌いでいる。ところどころ感動的な場面は登場するものの、長続きせずやや冗長に感じたところが減点対象。とはいえあまり一般的でないチアリーディングを他にない人を繋ぐスポーツとして描き、読者の興味を惹くことには成功している。

チア男子!!

チア男子!!