神様の女房

経営の神様、松下幸之助を終生支えた妻むめのの伝記。創業期と戦後の公職追放期が二人に取って最も厳しい時節であった。先見性があり突き進む夫を、陰日向で支える。そのモットーは常に誠実であること。従業員には愛情をもって厳しい躾を課すこと。最終的には誠意が相手に通じ難局を乗り切って来た。作者は松下家の執事役を長年務めたとのこと。脚色、美化はあるだろうが感動できる一冊。

神様の女房

神様の女房