家電の神様

大手メーカーをリストラされた主人公は、母親が経営する実家の家電販売店を継ぐことになる。そこには大型店が安売り競争を仕掛ける厳しい実態がある。過剰と思えるサービスを徹底し、高売りを目指していく。結果は予定調和のハッピーエンド。著者には楽しめはしたがもう少し経済小説的なものを期待していた。

家電の神様 (講談社文庫)

家電の神様 (講談社文庫)