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東日本大震災の直後、現場で闘った数多くの無名戦士の記録。東京消防庁のハイパーレシュキュー隊が有名になったが、自衛隊や機動隊がまさに決死の思いで現場に臨んでいた。冒頭に述べられる3号機水素爆発時に現場おり、巻き込まれた自衛隊の特殊部隊などはほとんど報道されていないのではないか。現場の奮闘に比べて上層部の混乱はひどく、東電についてはほとんど隠蔽体質ではないかと思われるほど。管首相、海江田大臣のリーダーシップにも厳しい批判が飛ぶ。非常時ほど動じず部下を信じる態度が重要。前線の兵士には心理的なストレスがかかり、ケアが必要という事実が、改めて災害の凄まじさを伝える。

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前へ!―東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録

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