セキレイ荘のタマル

大学一年生が記する形式だが、真の主人公はクラブの先輩であり下宿の隣人がタマル。誰もが認める変人であるが、母親が自殺したトラウマから積極的なおせっかいになった。彼の活躍でクラブの危機を救い、カルト教団にはまった女子学生を救出する。軽めの失恋を味付けにほろ苦くも愛しき青春小説。ライトノベルの範疇ではあるが楽しめた。

せきれい荘のタマル

せきれい荘のタマル