パリでめしを食う

自らがパリに暮らす著者が、10人の日本人の生き様をルポする。パリは住む者にとって優しくなくまた易しくもない。アプローチの仕方は人それぞれ。パリの人を引きつける魅力とそこに挑もうとする想い。現代的に肩の力を抜いてシンプルに行くスタイルが好結果を生んでいる。文章も端麗でなかなかの秀作。

パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫)

パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫)