武器無き環境戦争

伝える力の池上ととインテリジェンス手嶋の対談。両雄が環境問題で各国が凌ぎをけずる世界を斬る。核の次の新たな戦争としての位置づけ。COPで明らかになる各国のエゴ。温暖化対策の美名の裏には、自国の利益を誘導する激しい争いがある。戦略に乏しい日本はその罠にはまり、富と技術の流出を余儀なくされた。小国なりの国家戦略と報道の裏を読むリテラシーが重要。

  • 国際会議の条約締結では英語を武器にイギリスが未だに隠然たる力を持つ。
  • 新たなキーはカーボン通貨。

武器なき“環境”戦争 (角川SSC新書)

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