2010-06-28 玻璃の天 書評 時代は昭和初期。深窓の令嬢とその女性運転手がミステリーに挑む。連作形式。謎解き自体よりも、押し寄せる軍国主義のムードに毅然として立ち向かう精神が一服の清涼剤。蟷螂の斧と言われればそれまでだが。雰囲気はいい出来だが期待ほどではない。玻璃の天作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/04メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (107件) を見る