フランクブラングィン展

花見客で賑わう上野で鑑賞。あまり知られていないが、装飾デザイナーから画家へ。そして松方コレクションを通して日本と深く関わった。画面一杯に広がる構図と濃厚な油絵。大胆な色彩は印象的だが年齢とともにやがて落ち着いて行く。作品には戦争や工業化をテーマにしたものが多い。日本人彫刷師と組んだ版画に名品が多い。同時開催の素描展でモローの名品があり満足して帰る。

http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/current.html#mainClm