凡人起業

プロフィールによると作者は阪大卒。丸紅で繊維関係を担当した後、独立し貿易商を営むが失敗。再就職の後税理士として再度独立した経歴を持つ。自らをきわめて一般的なサラリーマンと位置づけ、起業にあこがれる読者に自らの経験を披露する。成功している起業家=中小企業の初代社長は世評を気にしない図太い神経を有しており、世間一般の目で見れば変人に近いと談じる。全般に自らのエピソードをベースにおもしろおかしく書いているが至極当たり前の話。一例は税理士の使い方は一定の規模になってからで良いとのこと。

凡人起業―「カリスマ経営者」は見習うな! (新潮新書)

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  • 起業は無から有を作り出す作業。経営は有から有を作り出す。求められる能力は異なる。