2009-08-13 銀しゃり 書評 寛政年間の江戸が舞台の人情もの。主人公は腕利きの寿司職人。腕と度胸と人情で暖簾分け後の店を切り盛りする。もう一人が旗本の勘定役を務める下級役人。棄損令による武士の圧政に心を痛める。職人の純愛をベースに。淡々とした筋立てでストーリーは展開し一気にクライマックスの大雨に持っていく。単純ではあるがすがすがしい秀作。 銀しゃり作者: 山本一力出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/05/31メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る