副題「信長の棺」の仕事論にあるように、元エリートサラリーマンである自らが経験に基づき人生論を展開する。特に40−50代の中間管理職には会社人間であることに疑問をむけさせる。ITの進展により21世紀は全人口の25%にあたる知識層のみで済む社会が到来する。古今の名著を参照し、全体に歯切れの良い論評であるが、一定以上の知識層をターゲットにしていると明言。
- 人生の豊かさはMIT マネーとインテリジェンスと時間。これは積であり、一つがかけるとゼロになる。
- 仕事に人生を入れるな。人生に仕事を入れよう。
具体的な処方箋としては
- 家庭を砦として戦う。
- 生活に棲み分けの知恵を持つ(自らの価値観を生活に反映する)
- ポータブルスキルを持つ。できればハイブリッド
- 作者: 加藤廣
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/09/28
- メディア: 文庫
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