セレンディビティの時代

副題「偶然の幸運に出会う方法」の通り、夢を見れなくなった現代日本の若者に語りかける口調でステレオタイプから脱却し積極的な人生を送ることを薦める。具体的にはつねに周辺視野を研ぎ澄まし「出会い」「気づき」「受容」のセレンディピティサイクルステップを回す。わかりやすい例として恋愛をあげる。雑誌の連載だけに各省短かく、極めて読みやすいが少し軽すぎる印象は免れない。ターゲット読者層の違いか。赤毛のアンと小津映画を絶賛。どちらも私の知らない分野。

セレンディピティの時代 偶然の幸運に出会う方法 (講談社文庫)

セレンディピティの時代 偶然の幸運に出会う方法 (講談社文庫)