マーリー

フロリダ在住のコラムニスト夫妻が飼ったアメリカンラブ。体重45kgの体力にものを言わせて騒動を起こす。世界一おバカな犬との副題だが、ラブを3匹育てた私から見れば、まあ想定の範囲。著者も犬が時折みせる忠誠心となによりもかけがえのない家族の一員としての愛情を大事に記録している。最期は老齢に勝てず旅立つ愛犬との別れがまっている。犬好きには楽しく読めるが、これがベストセラーになるほどかというのが実感。


マーリー―世界一おバカな犬が教えてくれたこと (ハヤカワ文庫NF)

マーリー―世界一おバカな犬が教えてくれたこと (ハヤカワ文庫NF)