日本は世界で一番夢も希望もある国です!

日本の現代の若者に向けて、いかに自分たちが世界的に見れば恵まれており、不断の努力により自分を活かす道を探るべしと熱く語る啓蒙の書。閉塞感のある日本社会だが、環境のせいにする若者気質は外国人として苦学してきた作者には歯がゆく映る。自らの子供達にはユニークで、スポーツ推薦で合格した長男には、あえて大学を受けなおさせ、一浪した長女には学費を出さないなど厳しい教育方針を貫く。古き良き日本の伝統を重んじる姿勢には共感。簡潔で直截的な記述で、読者には耳の痛い話かも知れない。原本は1999年だが古さを感じさせない。

日本は世界で一番夢も希望もある国です!

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