ドラッカーの著作の要約集。経営から組織論までエッセンスを95の教訓にまとめる。構成としては自らのおかれた状況をメモし、フィードバックしながら把握すべしとのもので車内で流し読みではいかんようだ。内容は実社会に則して平易であるが、訳のせいか観念的と思える部分もある。以下の引用のため見直すと至言がざくざく、原著を読むべきか。
成果をあげるには次の5つの習慣が重要
- 時間をマネジメントする。
- 貢献に焦点を合わせる。
- 強みを生かす。
- 重要なことに集中する。
- 効果的な意志決定を行う。
- 人の時間を無駄にしない。
- ルーティン化とは才能のある者にしかできなかったことを、誰にでもできるようにすること。
- 組織のトップが自らの時間の1割以上を人間関係に割いているならば、人が多すぎるといって間違いない。
- 大きな強みをもつ者は、大きな弱みをもつ(山たかくして谷深し)
- ありがたいことに組織では弱みを意味のないものにすることが出来る。
- 上司をマネジメントする。上司に成果をあげさせること。要点は本人に聞くこと。
優先順位の決定
- 過去でなく未来を選ぶ
- 問題でなく機会に焦点を。
- 横並びでなく独自性
- 無難で容易なものでなく変革をもたらすもの
- 作者: P.F.ドラッカー,ジョゼフ・A・マチャレロ,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/02/16
- メディア: 単行本
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