退屈姫君海を渡る

天真爛漫で機知に富んだ我らがめだか姫が、失踪した夫君の捜索のため、四国の領地へ渡り大活躍。平家の末裔で藩の乗っ取りをたくらむ一族と対決する。周りをいつもの脇役で固め、講談調の早いテンポでユーモアたっぷりに楽しませる。安心して読めるが3作目となるとさすがに飽きてきたかな。

退屈姫君 海を渡る (新潮文庫)

退屈姫君 海を渡る (新潮文庫)