なぜ豊岡は世界に注目されるのか

著者は兵庫県議から豊岡市長へ。市政を20年間担う。人口減に悩む地方都市を「小さな世界都市」として再生。大きな成果を上げる。施策の柱は4本。①コウノトリも住む町。無農薬農業への転換。②城崎を中心にした観光事業。➂演劇を中心にした文化都市。④ジェンダーギャップの解消。進学で都会へ出て行った女性を呼び戻せる魅力を作ることがキーとなる。思いは若い世代へよく伝わっており、感動を呼ぶ。文章も簡潔で読みやすい。最近では大当たりの一冊。

 

-世界を変えるのは低温発酵熱

-耳は二つ、口は一つ。意見を聞きまとめるのが政治。