悲観する力

最新のエッセイ。自らの生き方である悲観する力を推奨。あまりに楽観的過ぎる日本人に警鐘を鳴らす。将来を予測しありうる最悪の事態に準備するのは技術屋としては当然。日本社会は同調圧力によりそれを怠っている。感情と理性は別物。過去には楽観的に。未来には悲観して備える。納得できる内容。あくまで自説にこだわる生き方はうらやましい。

 

 

悲観する力 (幻冬舎新書)

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