鹿の王

長編ファンタジー。中世の架空の世界が舞台。犬を媒介とする恐怖の伝染病。人為的に作られた可能性がある。二人の主人公、戦士と宮廷医師がその謎に取り巻く。複雑な権力構造でそれぞれの思惑が交錯する。一方で地方の貧しい部族の人々は暖かく主人公を支える。魅力的に引き込まれる世界だが読破には力がいる。時間があるときに。今回は欧州出張の機内で。