著者は自らを数量分析家と称する。公の統計データからのロジカルな分析で政治から経済に至るまで日本の問題点を一刀両断。マスメディアは官庁や日銀の御用放送に過ぎないと手厳しい。アベノミクスは失業率を順調に下げているので一定の評価。年金問題は人口減少は懸念材料だが、付加価値の向上で乗り切れると楽観的。すべてが信じられる訳ではないが不思議な説得力はある。曲論だが注目しておくべきか。
- 作者: 高橋洋一
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2017/06/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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