ダブルマリッジ

主人公は大手商社の部長。若い時にフィリピンで入籍した現地女性が知らぬ間に自分の戸籍に入籍される。さらに息子も。謎を追う本人と娘はさまざまなトラブルに巻き込まれる。本人は離婚に転職。長男は不遇の死を迎える。小説仕立てだが、戸籍法の穴をついて様々な社会問題を世に問う。貧しいながら神の愛を信じ、純粋に生きるフィリピン人を称賛する。