2017-01-18 暗幕のゲルニカ 書評 ピカソの大作ゲルニカを巡る物語。制作当初のパリと9.11直後のニューヨークを舞台に数奇な運命をたどった名作の運命を紡ぐ。語り部は愛人でありカメラマンのゾラとMOMAのキュレーター。平和を願い戦争の愚かさを訴えた作品は誰のものでもなくすべての人類の宝であると説く。美術界の裏側も垣間見え、迫力十分。一気に読破。暗幕のゲルニカ作者: 原田マハ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/03/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (18件) を見る