信長と帰蝶の物語。醜い面相であった帰蝶は父道三に武将として育てられるが、政略結婚で結ばれた信長と波長が合い幸せな夫婦となる。不幸は子供が出来なかったこと。ようやく得た子宝は信勝との不義を疑われ身重のまま信長に蹴り殺される最悪の最期となった。これを恨みに思う乳母である光秀夫人は夫の力を活かして復讐を遂げる。さらに双子の弟や実は生きていた信長の寵児と後半は無理があるが盛りだくさん。良く練られたプロットでエンタメとしては楽しめたが少し欲張りすぎか。インド出張中に読破。
- 作者: 宮本昌孝
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/08/18
- メディア: 単行本
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